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2011年6月20日 (月)

花樹名の語源・由来を集録・・「センダン」

   センダン

 栴檀。古名は、棟(あふち。オウチ)。せんだん科の落葉高木。中国名は棟樹(トンシゥ)。苦棟(クシゥ)。「センダン」の呼び名は、諸説があり一定しない。果実の付き方が数珠(じゅず)のように見える千珠(せんだま)から来た説や、実が沢山付いた様子の千団子(せんだんご)から来たという説など。

 「栴檀」とは、香木の名であり、材の白色の物を「白檀」(びゃくだん)と言う。白檀の事を、Chandan(シェンダン)、あるいはSandalと呼び、前者が転訛して「センダン」となり、日本で、この香木の名を誤用して、栴檀の文字が当てられたもの。

 諺にある「センダンは双葉より芳(かんば)し」の栴檀は、香木の白檀なのである。ちなみに、香木材の赤色の物を赤栴檀、または牛頭栴檀、黒紫色の物を紫檀(したん)と言う。ただし、黒檀(こくたん)は、かきのき科で細工用材にする物なので栴檀に含まれない。

 事実上は、和名オウチの別名、異名が、センダンという事になる。花期は5 、6月で、匂いもあるが香木ではない。

Sendanhana_2 

 

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