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2012年1月 6日 (金)

花樹名の由来・語源を集録・・・「ツゲ」

   ツゲ

 柘植、黄楊。黄楊木。つげ科の常緑低木。名の由来は、「次ぐ」が変化したものという。葉が層をなして密に付き、次から次と付いている様子による。「継ぎ」の転訛説も考えられよう。中国名は、「黄楊木」。小さい黄色の花が枝先に咲き、小さい葉を柳に見立てたもの。梅雨時に葉が黄色になる事から、「梅雨黄](つゆき)が「つげ」に変化したという説もある。「黄楊」をツゲと和語で読むための当て字とした。品種により、ホンツゲ・イヌツゲ・マメツゲなどと呼ばれる。「柘植」の当て字は、「柘」(タク)が桑に似た植物の名なので、意味が合わない。日本書紀に「積殖」の地名があり、「つむえ」と読む。現在の地名の 当て字は、三重県の「拓殖」(つげ)であり、これをツムエ→ツミエ→ツミウエ→ツゲと変じたという説があるが、納得しかねる。柘植の漢音はシャショク、桑に似た木の植え込みの意であり、なぜ「柘植」の字をツゲの木に当てたのか不明である。拓殖(たくしょく)の語義は未開の地に移住して開拓する事である。
Tugehahana

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