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2012年1月 3日 (火)

花樹名の由来・語源を集録・・・「ラカンマキ」

   ラカンマキ

 羅漢槙。まき科の常緑針葉樹。果実は、上に緑色の小球形(種子部)と下に膨らんで付く円筒状で秋に赤くなる花托(花床)がある。修行者の羅漢の首(坊主頭)と袈裟(けさ)を着た胴体に似ている。比較的にイヌマキの果実が大きく花托も太すぎるのに対し、ラカンマキの果実は小さめで胴部が細長で人体形に似合う。それゆえ、樹型も小型で葉が細く短めに密集して繊細・優美に感じられるので、民間信仰の対象とし尊敬していた羅漢石像に例えて、「ラカン」の呼び名にしたというわけである。「マキ」の名は、古くはスギ・ヒノキ・マツ・マキなどの針葉樹を総称して「真木」と呼んだ。材が劣るイヌマキに「犬」の名を当てて、同じマキ科で変種とされるラカンマキには、格上げして「羅漢」の名を付して属名とした事になる。
Rakanmaki

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