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2012年2月 1日 (水)

花樹名の由来・語源を集録・・・「ウメ」

   ウメ

 梅。ばら科の落葉低中木。ウメの語源は、中国語「梅(マイ、メイ)の転という説がある。mei→ me→ mmeとなり、→Umeへと転訛したものという。nmeの音も生じ、方言に「ンメ」の発音が残る。さて、「白梅」は、ハクバイとシラウメの二通りの読み方・言い方がある。「紅梅」は、コウバイの一通りのみ。白梅は、特定の意味を有する既成語として読みが認められている。商標登録において、「白梅](シラウメ)のように自然の称呼を振り仮名付きである時は、一方の不自然な称呼は、生じないものとするという規定がある。ただし、ルビ付きの白梅は、ハクバイとシラウメは両用される。
 万葉集に詠まれている梅は、すべて白梅と考えられており、この奈良時代には、梅の花とか梅のと表記され、平安時代に至り、枕草子に「紅梅」が登場し、コウバイの読みが起こり、漢文用語的に「ハクバイ」の呼称が成立したと思われる。江戸時代に入り、シラウメの読み・言い方が一部分の人の間で用いられた。近代・現代になって。シラウメの用語が広く流行し始めた。例えば、商品名・地名・人物名・短歌の素材・商標・屋号など。梅の品種名や比較論では、ハクバイとコウバイと区別して対称的に使用される。
Umehakukouren


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